心の治癒と魂の覚醒

        

 二日断食のやり方 2

 断食は、肉体的に健康でコンディションがいいときに行うべきですが、精神的にも安定しているときに行って下さい。心配事や苦悩や怒りといった否定的な感情で不安定になっていると、非常に多くのエネルギーが奪われ、断食中はかなり辛くなりますし、最後まで続かないかもしれません。もっとも、多少の悩みなら、逆に断食をすると心が平静になっていい効果が出る可能性もあります。
 いずれにしろ、断食というのは、生き物にとってもっとも大切な食を断つという極限状況を作り出すことですから、肉体的にも精神的にも、大きな変化が訪れることが多いのです。そして、それは諸刃の刃のように、よくもなれば悪くもなる可能性があることを忘れず、慎重に行うことが大切です。

 さて、仮に土曜日と日曜日に断食をすると想定しますと、前日の金曜日、昼食はあっさりしたものを食べて下さい。そして夜は、通常の半分くらいの量にします。もちろん、お酒は控えます。できれば、半合ほどのお粥を食べるのがいいと思います。
 そして、土曜日と日曜日は断食するわけですが、極度の倦怠感や不快感、頭痛や精神的煩悶などを感じたら、百パーセントの果汁やスポーツドリンクをチビチビと飲んで下さい。そうすれば、苦しみは緩和されてきます。しかし、あまりガブ飲みしては断食の意味がなくなりますので、一日に1リットルを限度とします。あとは水を飲んで堪え忍びます。水は浄水されたものか、ミネラルウォーターを飲んだ方がいいでしょう。
 それでも苦しくて仕方がなかったら、断食は中止した方がいいかもしれません。断食に耐えられるまで体が慣れていないのです。そういう場合は、全体的にカロリーを減らした食事を習慣づけ、ときどき夕食を抜くなどして、心身をある程度飢餓に慣れさせてから、再度挑戦してみて下さい。

 断食中は、散歩程度の軽い運動を勧めます。おなかが空いたからといって、横になってばかりいない方がよろしいです。また、ストレスを感じることは避けて下さい。脳は非常に大きなエネルギーを消費しますので、なるべく知的な労働は避けた方がいいでしょう。
 ただ、断食中は記憶力や理解力が冴えてきますので、宗教書や自己啓発書のような、内容が深くすばらしい本をじっくりと読むには絶好の機会だと思います。断食中にそういう本を読みますと、とても身に付くものです。瞑想や思索をするのもいいでしょう。
 断食中に非常に眠くなることがありますが、このときは遠慮せずに眠って下さい。体は眠っているときにもっとも治癒力が働きます。眠いということは、どこか悪いところを治すために、体が要求しているのだと思います。
 断食中は、どうしても食べないために、便秘になる傾向あります。二日間くらいであれば、復食をすればまた便通が出てくるのでそれほど問題にはなりませんが、腸内に滞在した便は血液を濁しますので、できればなるべく早く排出した方がいいのです。そのために浣腸をする必要があるかもしれません。市販の浣腸器はどうも好きではないという人は、多少荒っぽい方法ですが、次のような方法を試してみるといいかもしれません。
 まず、浴室に入って、シャワーの先端を回してノズルをはずします。すると、ホースがむきだしになるはずです。そうしたら、体温に近いぬるま湯を出して、ホースの先端を肛門にあてがいます。すると、腸の中にお湯が入ってきますから、コップに一杯ほどお湯を入れたところで肛門をきつく締め、そのままトイレに行ってお湯を排出します。するとたいていお湯と一緒に滞留した便も排出されるはずです。こうして便が出ると非常にすっきりとした感じになります。断食二日目(日曜)の午後になっても金曜日に食べたものが排出されなければ、この浣腸を行うといいかもしれません。

 さて、こうして断食が修了していよいよ復食に入るわけですが、断食中より復食の方が大切で危険が多いのです。危険というのは、つい食べ過ぎてしまうという危険です。二日くらいでは大丈夫ですが、長期に渡る断食をして急に大量の食物を摂取しますと、最悪死んでしまうこともあるのです。二日間でも、胃腸は弱くなっていますから、いきなり普段の食事をしますと、消化不良や胃痛、腹痛を起こしたりして、二日間の断食の苦労が水の泡になるばかりか、かえって体調を崩しかねませんので、しっかりと気を引き締めることが大切です。
 土曜日と日曜に断食をしたとすると、復食は月曜日からになりますが、出勤しなければなりません。そこで、まず朝は、スープのように薄いお粥を茶碗に半分くらい食べるだけにします。そして昼食は、できればお粥をお弁当に持参して、お茶碗一杯くらい食べるのが理想なのですが、それが無理なら、お茶碗に軽くいっぱいくらいの量の塩のおにぎりを持参して、それを昼食に食べます。ひたすらよく咬んで、口の中でお粥のようにしてから飲み込んで下さい。そして、夜は、お茶碗に一杯くらいのご飯と、具の入っていないみそ汁を一杯だけ食べます。
 なお、断食中に飲んだジュースやスポーツドリンクは、一日1リットルくらいまでなら好きなだけ飲んでもけっこうです。
 火曜日は、こってりしたものでなければ、普段通りの食事をしてもけっこうですが、朝は半分、昼も半分の量にし、夜は腹七分目でやめておきます。菓子やお酒も控えます。
 水曜日から、普段の食事に戻ってもけっこうですが、決して食べ過ぎてはいけません。
 以上はあくまでも最短距離です。一般的には、断食の日数の二倍をかけてゆっくりと量を多くしていくべきだと言われています。したがって、二日の断食であれば、本来なら四日かけて普段の食事に戻していく必要があるわけです。
 あとは、自分自身のペースに応じて調整して下さい。くどいようですが、強い意志をもって、いきなり食べ過ぎてしまうことのないように気を付けて下さい。油断すると、つい食欲に負けてしまい、「もうちょっと食べてもいいだろう」といって、結局は食べ過ぎてしまうことが多いのです。そうして体調を悪くしてしまうことがないようにして下さい。
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