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心の治癒と魂の覚醒

        

 新しい覚醒プログラムセミナーについて

 今月9日から行われる「覚醒プログラム」セミナーですが、最初、昨年の秋に行われたセミナーとほぼ同じ内容のものを行うつもりでした。
 しかし、いろいろと改善すべき点があるように思われ、いろいろ考えた末、結局、前回とはかなり違う内容になりそうです。
 前回は、覚醒の理論について多くをご説明しました。というのも、理論をしっかりと理解することで、覚醒の修行をしっかりと行うことができるように思われたからです。しかし、理論を理解すれば覚醒の修行に力を入れていくとは限らないことがわかりました。覚醒は、何よりも実践が大切であり、実践するためにはモチベーションを高める必要があります。しかし、理論だけをいくら説明してもモチベーションが高まるわけではないことがわかりました。
 やはり、覚醒の道を歩むようになるには、切実な悩みといいますか、問題意識をもって、ある種のパッション(情熱)というものが大切なわけです。これがないと、どうしようもありません。覚醒の道は、自分の全存在をあげて取り組むべきものであり、単なる「片手間」や趣味程度の取り組みでは、歩むことはできません。
 今回の大震災により、地上の人生というものが、いかにはかなく、不安定で、無常であり、原理的にこの地上人生では(真の)幸福をつかむことはできないということに、あらためて気づかされました。このような絶望的な世界観から始めていかなければならないように思ったのです。今回のセミナーでは、そのところを強調したいと思っています。
 また、アーサナの種類を補充し、今回は呼吸法についても新たに解説することにしました。やはり、単に瞑想だけしているのではなく、アーサナや呼吸法を行うことによって、何倍も早く進歩するように思われます。前回は、その点について説明が不足していたため、アーサナのやり方を説明したテキストなどを配布させていただいたのですが、どうも実践している人はあまりいないようなのです。ですから、なぜアーサナや呼吸法の実習が大切なのか、その点についてよく説明するつもりです。
 また、前回は、瞑想をうまく行うために、各人の心の傷であるインナーチャイルドを癒す方法について詳しく説明しましたが、今回はこれはカットする予定です。もちろん、インナーチャイルドの問題は大きいので、これを無視することもできないのですが、これはまた別の機会で説明するとして、今回は、覚醒するために、古今東西の聖者たちが弟子たちに要求してきた「徳目」について、解説することにしました。
 というのは、やはり、瞑想だとか、アーサナや呼吸法といったテクニックだけをいくらやっても、基本的な人間性が低ければ、うまくいかないと思うからです。そこで、あらゆる宗教や教えが掲げる徳目を分析して、8つの徳目を抽出したものをご紹介する予定です。この8つの徳目を日常生活において身につけるようにすることが、覚醒の修行には必要不可欠であるように思われます。
 さらに今回は、瞑想のやり方について、前回よりも詳しく体系的に紹介することにしました。
 とにかく、このセミナーは、単なる知的娯楽ではなく、実際に実践していただくことを何よりも目的にしていますので、内容的にもよりそれに焦点を絞り込んでいこうと思っています。
 いま、世の中は非常に不安定で混乱しています。しかし、そんな状況だからこそ、覚醒に向けて心を高めていく必要があると思うのです。
 興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

 お問い合わせ/参加申し込み →アルカノン・セミナーズ
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コメント

こんばんは、斉藤先生。講演お疲れ様でした。8つの徳目、ぜひ聞きたいです。いずれこちらで紹介されるのが待ち遠しいですね。

覚醒を目指す人の目的や意識は千差万別だと思いますが、やはり人生の余暇としての修業は身につかないと思います。人生の目的そのものが神性への進化だと気がついた人だけが自分をかえりみて、変化させる努力を続けるのでしょう。

いちマイの2節目から
「徳行の価値とは、それを為す困難度にある。もし自己犠牲と努力がなければ、善事の価値はない。神はそれを、富者の多額の献金よりも、貧者の一灯をもって計り給う」。霊の書(下)P18

べつに今回の震災の献金のことを言っているわけではありません。困難な状況にも関わらず、他人を助けようとする日本人の心根がこのような徳行にかなっていると思ったからです。中には他の人を救助しようとして逆に津波に飲まれた人もいるかもしれません。しかし、その精神は自己犠牲以外の何者でもありません。

震災の報道から、自分はどんな努力をはらい、被災者の役に立てるのだろうと考えさせられます。
2011-04-09 Sat 21:56 | URL | ワタナベ [ 編集 ]
斉藤啓一です。労いのお言葉、いつも嬉しく思います。
8つの徳については、もう少し私自身のなかでまとめてから、今後、このブログでご紹介させていただきたいと思っております。
おっしゃるように、徳を養うことが何よりも非常に重要なのです。

今回の震災は、あまりにも多大な被害と苦しみをもたらしましたが、一方で、私たち、また世界の人々の意識を進化させるように働いたのも確かだと思います。
今後の私たちの生き方も、これに向けて焦点を合わせていくべきだと思います。
2011-04-10 Sun 10:50 | URL | 斉藤啓一 [ 編集 ]
いつもみています
ありがとうございます。

覚醒のため瞑想でやつています。
2011-04-16 Sat 18:31 | URL | ef159 [ 編集 ]
こんにちは 斉藤さん
はじめてメールします。

長い間、瞑想などに興味をもちまた断食やufoの目撃で

はやく覚醒したいために いろんなことを実戦して

います。最近では

ハトホルの書から 。シュツムナ(またはka)

から宇宙のエネルギーがいってくるのを実感しています。

セミナーは参加できますか 初めてですが。


2011-04-16 Sat 18:54 | URL | ef159 [ 編集 ]
斉藤啓一です。
いつもご愛読くださり、ありがとうございます。
セミナーは次回、第二回目になりますが、参加できます。ただ、第一回目はDVDによって学んでいただくことになります。
詳しくは、アルカノンセミナーズにお問い合わせください。
よろしくお願い致します。
2011-04-16 Sat 19:43 | URL | 斉藤啓一 [ 編集 ]
早速の返事ありがとうございます。

仕事の関係から東北へ行きますので

出席できるかどうかわかりませんが行けたらいきます。

ネットでdvdが流れたら 皆さんが見れていいと思います、

一度はお会いしたいですね。
2011-04-17 Sun 07:39 | URL | ef159 [ 編集 ]
斉藤啓一です。コメント、ありがとうございました。
東北へのお仕事、気をつけてください。
ぜひ、いつかお会いできればいいですね。
よろしくお願い致します。
2011-04-18 Mon 19:37 | URL | 斉藤啓一 [ 編集 ]

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