心の治癒と魂の覚醒

        

 震災で驚いたこと ②

 前回、台湾の義捐金の多さに驚いたことを書きました。これまでのところ、世界で一位だそうです。これに関連して、また驚いたことがありましたので、紹介させていただきます。
 義捐金といったものは、もちろん、金額の多さではないと思いますが、しかし気持ちがなければ、これだけの金額が集まることはないことも確かです。私としては、感謝の気持ちを何とかして伝えたいと思うのですが、政府は新聞に感謝の広告を出すのをしぶっています(アメリカや中国などには出しているのに)。感謝状は出したそうですが、これだけの熱い支援に応えるのに、お役所仕事的な感謝状一枚というのでは、日本人の品格が疑われるというものです。といっても、私個人としてはどうしようもないことなので、せいぜい、街で台湾の人を見かけたら、お礼をいうくらいしかないと思っておりました。
 そうしたら、感謝広告を台湾の新聞社に出すために、寄付金を募る活動を始めた人をネットで知りました。デザイナーをしていて、ジリ貧の(本人がいうには)、まだ若い女性です。このアイデアを4月11日に思いつき、その後、銀行で団体名義の口座を作り(審査の書類が大変だったようです)、そしてホームページを作り、仲間を集め、何と20日には、募金の体制をすべて整えてしまったのです。
 まず、その実行力に驚きました。短期間でこれだけの準備ができるというのは、ただ者ではないと思います。頭が下がります。
 計画では、台湾の2つの新聞に広告を出す予定で、問い合わせたところ、合計で240万円かかるとのことでした(新聞社の厚意でディスカウントしてくれたそうです)。
 そうして、ようやく口座を開設して、寄付の呼びかけを行い、一日たったとき、女性はどのくらいお金が集まったか調べるため、銀行のATMに行き、通帳を機械に入れました。

 そこで、彼女が目にしたものは……(半分驚き、半分笑えます!)
http://blog.livedoor.jp/maiko_kissaka-xiexie_taiwan/archives/65693334.html

 あくる日、あらためて記帳に行って見たものは……(腰抜かします!)
 http://blog.livedoor.jp/maiko_kissaka-xiexie_taiwan/archives/65702863.html

 そして、本日、記帳した彼女が見たものは……(もう怖ろしいです!)
 http://blog.livedoor.jp/maiko_kissaka-xiexie_taiwan/archives/65707181.html

 本当に驚きました。
 そして、同じことを思っている人がたくさんいたことを嬉しく思いました。
 このホームページに寄せられている日本や台湾の方のメッセージにも胸が熱くなります。
 このように、助け合い友情を深め合うというのは、何とすばらしいことでしょうか。
 いうまでもなく、これは善のカルマを積んでいるということでもあります。台湾の方も善のカルマを積み、それに感謝してこういう運動に参加している私たちも善のカルマを積んでいることになります。
 今回の震災はとても悲しい出来事でしたが、その副産物として、こういう運動が社会で活発になっていることは、本当に慰められ、励まされます。

 この女性のインタビュー記事(4月19日)
 http://rocketnews24.com/?p=89686
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コメント

心暖まるお話をありがとうございます。
一口(千円)だけですけど早速振り込みました。
2011-04-22 Fri 12:48 | URL | nakatsu [ 編集 ]
斉藤啓一です。nakatsuさん、コメントありがとうございました。
心あたたまりますよね。
私も少額ですが、寄付しました。
最終的にどのくらいになるのか楽しみです。
2011-04-22 Fri 19:43 | URL | 斉藤啓一 [ 編集 ]
今回のエッセイを読んで感じたのは 本当にいろいろな人がいて驚きです。お茶をいれただけで帰ってしまうとは。その人にとっては千利休も文化人でないのかもしれません。批判をする人はいつの時代も批判の種にことかかないのでしょう。ヘレン ケラーも日本に来て しょうがいを 売り物してと批判されたこともあるそうです。批判に対する仏陀の切り返しは実に痛快です。罵詈雑言を浴びせられた仏陀は無言でいました。「俺の言っていることが正しすぎて何も言い返せないのか」と男が言うと 仏陀は「もし そなたが客にご馳走を出して 客がご馳走に手をつけなかったらご馳走は誰のものか?「」「もちろん俺のものだ」「そのとうり。私も そなたの罵詈雑言のご馳走に手をつけなかったから黙っていたのだ」男はとぼとぼと帰って行ったという話です。最後に心温まる台湾の話に似た ヘレン ケラー篇を。来日して財布を盗まれてしまったことが新聞に載ると なくなった金額以上の寄付が集まったらしいです。
2011-04-23 Sat 18:04 | URL | リョウナンダ [ 編集 ]
斉藤啓一です。リョウナンダさん、コメントありがとうございました。また、ホームページの方のコメントを読んでくださり、感謝申し上げます。
批判する人は批判したいという動機がもともとあるのかもしれませんね。いろいろな人がいるなと思います。
仏陀の話、ヘレンケラーの話、印象深く読みました。やはり、非難されても黙っているのが一番の得策なのかもしれませんね。難しいことですが、努力していきたいと思います。
ありがとうございました。
2011-04-23 Sat 21:40 | URL | 斉藤啓一 [ 編集 ]
私も一口参加させていただきました。

海外に行った経験はありませんが
台湾は、食べ物もおいしくて、人々は親切だそうですね。
時間と予算が許せば、台湾に行きたいです。
2011-04-24 Sun 00:52 | URL | 両さん [ 編集 ]
斉藤啓一です。両さん、一口ありがとうございました(笑)。
台湾がなぜこんなにも日本を支援してくれたかの理由について、テレビで次のように分析していました。
1.お互いに助け合うことが大切だという教育を子供時代からしているから。
2.台湾台風のとき、日本が助けてくれたから(一番先に救助にきてくれたのが日本で、百名もの人が長期にわたり援助しました。また世界から寄せられた支援金のうち79パーセントが日本からのものだったそうです。やはり、助けておくと、助けられるのですね)。
3.日本が好きだから。

私も、いつか台湾に行ってみたいです。


2011-04-24 Sun 09:35 | URL | 斉藤啓一 [ 編集 ]
最終的に総額(広告費+義援金)で約千九百万円に上ったようで素晴らしいです。

ただ、あるコメントで
「無事、義援金も送れてよかったですね。また、思いを届けるられるのももうすぐですね。まだまだ、最後までお願いします。しかし、2000万確かに当初想像をはるかに上回る成果ですが。6000人がこうして力を合わせても、義援金としては家一軒にもならないともいえますね。被害の膨大さを思い起こします。やはりこれからの復興努力が大事ですね。
satou_ot
11.04.28 12:58」
と書かれていたこともまた事実でしょうね。
2011-05-24 Tue 15:08 | URL | nakatsu [ 編集 ]
斉藤啓一です。nakatsuさん、コメント、ありがとうございました。
1930万円も集まったというのは、驚きです。
ただ、おっしゃるように、復興運動は始まったばかりといえますね。今回の損害は12兆円とも20兆円ともいわれており、世界中からの寄付金を集めても、一兆円は集まらないでしょうから、いかに被害が深刻であるかということですね。
ただ、お金は微々たるものであっても、今回のような運動のいいところは、精神的な励ましを被災者や私たちひとりひとりに与えたということではないでしょうか。ここまで被害が深刻だと、あとはもう精神力がものをいうのではないかと思うのです。その意味でも、今回のような企画はとても意義があったと思います。


2011-05-24 Tue 16:16 | URL | 斉藤啓一 [ 編集 ]

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