心の治癒と魂の覚醒

        

 表現することで心の病は癒される


 どのような心の病であれ、自分自身を表現することによって、癒されたり改善することが大変に多くあります。
 そのためのもっとも手軽で有効な方法は、自分の話を人に聴いてもらうことです。いわゆる傾聴ということですが、これはカウンセリングの基本となっています。自分自身の思いや考えを人に話すこと、そしてそれが共感され理解され、またできれば称賛されることにより、心はしだいに調律されて健全に近づいていったり、病的な興奮が起きなくなったり、悪化をくい止めることができたりするのです。
 ただ、ここで問題になるのは、本当に親身になり、共感と理解と称賛をもって聴いてくれる人に恵まれるかどうかです。このような姿勢で人の話に耳を傾けるというのは、想像するほど容易ではありません。それなりの自制心と忍耐力、またエネルギーを要しますし、時間も必要です。まして、お金を払ってカウンセラーに話を聴いてもらうのではなく、善意による無報酬で話を聴いてくれる人となると、そういうボランティアもあることはありますが、必ずしもすべての人が恵まれているとは限らないでしょう。

 そこで、傾聴してもらうのが難しい場合は、自分の思いを文章や何らかの創作活動によって表現するという手段もあります。今はブログだとかホームページなどで、自分の思いを表現して不特定多数の人に読んでもらうことができます。文章を通して自分を表現することも、非常に大きな癒しの効果をもたらすことがあります。
 ただ、この場合、ある程度の文章能力が必要とされますので、話すことよりも少し難しいかもしれません。そのため、非常に混乱の強い心の病を持った人には向いていないかもしれません。
 むしろ、文章よりも絵画や音楽といった芸術活動の方が向いている人もいるでしょう。もちろん、芸術家になるわけではないので、上手に絵を描いたり音楽を演奏したりする必要はありません。好きなようにやればいいのです。芸術的な創作活動をすることも、心を癒すのに貢献します。実際、芸術療法という心理療法もあるくらいです。
 その他、人によっては、ダンスなど体を使うものもいいでしょう。編み物でもいいですし、料理なども、自分を表現する活動として見てもいいかもしれません。

 なぜ自分を表現すること、またそのために創造的な活動をすることが心を癒すかというと、人間の本質は生命であり、その生命は究極的には神を源流にしているからです。つまり、神は自分を表現しようという欲求を持ち、そのために創造的な活動をしている存在だと思われるからです。したがって、その欲求を解放させることが、生命力を解放させることになり、そうして解放された生命力によって自らを癒していくのです。
 神の属性とは何かといえば、それは創造と愛の二つでしょう。したがって、心を治癒する場合でも、「創造と愛」の欲求を解放させる方向に向かっていくことで、実現されていくのです。
覚醒も同じです。創造的な生き方、愛の生き方をすることによって、成就へと向かっていくのです。

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心の治癒 | コメント:3 | トラックバック:0 |
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コメント

こんにちは、オクです。僕は異性にもてたい一心で日々ジャグリングの練習をしています(笑) それが僕の自己表現ですね(笑) 修行者的な男はもてないですかね。でも、やはり心の治癒には愛だと僕も思います。
2011-08-18 Thu 13:34 | URL | oku [ 編集 ]
斉藤啓一です。オクさん、コメント、ありがとうございました。
女にもてたいと思うなら、男にももてるようになること、「自分」にももてるようになること、神にももてるようになることですよ。たぶん・・・
2011-08-18 Thu 21:13 | URL | [ 編集 ]
まったくその通りかもしれません。アドバイスありがとうございます。少し頑張ってみますね(笑)
2011-08-20 Sat 07:59 | URL | oku [ 編集 ]

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