心の治癒と魂の覚醒

        

 新年のご挨拶


 皆様、あけましておめでとうございます。

 昨年は実に大変な年でしたが、今年もいろいろな意味で、世界的に大きな変化が生じる年になるのではないかと思います。
 そういうときというのは、これまでの固定観念で考えたり、行動していてはダメです。今までの考え方や価値観、やり方が通用しない可能性が高いのです。
 こんなときにものをいうのは、東洋哲学でいうところの「肚(はら)」ではないかと思います。「肚が座っている」などという言葉もありますが、この「肚」がよく練られていれば、どのような予期せぬ状況に遭遇しても、落ち着いて的確な行動を取れるようになるものです。頭も大切ですが、いざというときものをいうのは、肚です。
 逆に言えば、予期せぬ大きな変化に見舞われるときというのは、この肚を練るのに絶好の機会であるということです。私たち修行者・求道者というものは、どんなことでも、それを修行のチャンスとしてとらえ、前向きに活用していく心構えが大切だと思います。愚痴や悲嘆ばかり口にしていたところで、何も変わりません。人生というものは、「起きてしまったことは仕方がない」と気持ちを切り替え、「今後、どうするのが最善の道なのか」ということを考えて、とにかく前進していくより他に選択肢はないように思います。それが、この地上という人生の摂理のような気がいたします。何が起ころうと、私たちは前に進むより他に道はないのです。

 人生というものは、本質的に無常であり、いつまでも続く幸せというものは存在しません。ですから、地上的な事物に自分の幸せの土台を築くというのは、ちょうど波打ち際の砂浜に、砂で家を作るようなものです。やがては、満潮と共に波がやってきて、すべてを崩し、流し去ってしまうのです。
 これが絶対的な事実であることは、少し考えれば誰にもわかるのですが、頭でわかるのと、存在のすべてをもってわかるのとでは、違うわけです。存在のすべてをもってわかった人は、このブログを愛読しておられる皆さんのように、はかない無常な地上的事物に幸せの基盤を求めるのではなく、時空を超えた精神的・霊的な領域に、幸せの基盤を求めるべく、求道や修行に励んでいこうと志すのです。もちろん、その前途は険しいものに満ちているでしょう。
 しかし、世の大部分の人たちは、この道の存在すら知りません。そうして、地上において、あり得ない幸せ、せいぜい一時的な幸福感を味わえるだけの、はかない幸せを追い求めて迷っています。迷っているという状態は、もっとも悲惨ではないかと思います。たとえ辛い状況であっても、最終的な人間のゴールが何であるかを見いだし、それに向けて歩んでいる私たちは、とても恵まれていると言えるのではないでしょうか。なぜなら、道さえ見いだしてしまえば、あとはひたすら歩き続けていればよく、ゴールに到達するのは時間の問題だからです。しかし、迷っている限り、ゴールに到達する可能性はゼロです。

 人間の本当の棲息領域は、地上ではなく霊的な世界なのです。霊的な世界に存在する、地上とは比較にならないほどすばらしい不滅の幸福を手に入れるために、私たちは地上という「トレーニング・ジム」にやってきたにすぎません。幸せになるために、地上に生まれてきたのではないのです。この地上で魂を鍛え、その鍛えた魂によって霊的世界の本当の幸せを手に入れるために、ほんの短い間、この地上にやってきただけなのです。
 ですから、この地上で幸せになろう、などという思いは捨てましょう。自分を鍛え、向上させることだけを、人生の目標にして生きていきましょう。トレーニングするために来たのですから、人生に負荷(苦しみ)が訪れるのは、当然のことなのです。負荷がなければ、トレーニングになりません。
 もっとも、そのように幸せを断念して生きていると、皮肉なことに、地上的な幸せも得られやすくなる、というのが、人生の不思議なところです。

 今年も、よろしくお願い申し上げます。
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コメント

 昨年は大変お世話になりました、今年もよろしくお願いします。

 目標がしっかりしていることが、すでに幸運なんですね。己の練磨に励みましょう。
2012-01-02 Mon 08:39 | URL | ワタナベ [ 編集 ]
斉藤啓一です。ワタナベさん、そして、読者の皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
「継続は力なり」、少しずつでも前進を続けていれば、いつのまにか、かなりの距離を歩くことになるでしょう。
がんばっていきましょう。
2012-01-02 Mon 09:45 | URL | [ 編集 ]
明けましておめでとうございます。旧年中はこちらのブログにはたいへんお世話になりました。

本年も様々な場面で気づきをますことが出来れば幸いです。本年もどうぞよろしくお願いします。

2012-01-02 Mon 15:07 | URL | oku [ 編集 ]

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