心の治癒と魂の覚醒

        

『地球卒業者「18人」の過去生』の研究 ③


 今回もまた、ケイシーのリーディングから、地球を卒業した人(ラストタイマー)について見ていきましょう。この人は、混乱と闘争の激しい時代にばかり生まれ変わっていたようです。いったいそれはなぜなのでしょうか?

3.平和の造り手(48歳女性:秘書)
 この人は、まずエジプトで神官の従者として生涯を送っていたそうです。そのとき、波乱と闘争が起こったようなのですが、「やられたときにやりかえすことは、かえって争いを増すだけである」という教訓を学んだといいます。
 次に、イスラエルの民が約束の地に帰還するに伴い多くの紛争が起こった時代のパレスティナに女性として生まれました。そのとき看護婦として傷ついた人に献身したり、王の勅令を人民に理解させる役割も果たしました。しかし、自分が理解してもらえないことに立腹するなど、成長が後退したときもあったようです。そしてその経験から、「憎しみを持つことは争いを起こすのみである」ことを学び、寛容の大切さに気づくきっかけになったようです。
 次に、フン族やゴール人が国を略奪しにかかった頃のイギリスに生まれました。恐怖と暴力の吹き荒れた時代だったようです。ここでも女性として生まれ、そんななかでも、心のバランスをとっていたといいます。
 ケイシー(のリーディング)はこう述べています。
「地球での各生涯を通して自分の周囲の集団、個人に多くの性質の紛争が起こった時にも、この人は゛寛容”という言葉で特に表現される均り合いを保ち続けた。そして、そのことの結果として、慈悲によって生まれた忍耐がこうした経験に伴ってきている」
 また、こうも述べています。
「この人は地上的な力を通して、また自分が選んできた先天的な力を通して、いうなれば極端から極端へと急に動かされる自分を見てきた。だが、われわれが忍耐、寛容と名づけている言葉に表現されている魂の力から来る能力の中で、この人はどこででも人助けができる自分の能力を発見してきている」
 以上を見ると、この女性は波乱や混乱のある時代に生まれ変わることを通して、つまり、そういう状況に身を置くことにより、忍耐と寛容を養い、人に尽くすことを養ってきたようです。
 ただし、この人は火星(占星術的なシンボルでは戦争を暗示する)にも生まれ変わった経験があるようで、そのために争い事を引き寄せる傾向があり、そのため、次のような警告も受けています。
「次のことをしっかり守りなさい。火星での経験から来る影響力は周囲にもめ事を誘う傾向があるが、もし自己憐憫に陥ったり、我欲の拡大に左右されることを自分に許したりしなければ、自分の接する誰の経験の中にも調和のとれた影響を与え続けることができるのである」

 さて、以上を考察してみると、ラストタイマーになるには、前にも出てきましたが、やはり「忍耐」が大切であるようです。さらに今回は、「寛容」という美徳が出てきました。そして、こうした忍耐と寛容によって、人のために尽くすということが大切であることがわかります。
 また、こうした美徳を養うためには、波乱や混乱に満ちた状況に身を置くことが必要であるという暗示も読みとれます。そういう状況は、魂自らが成長のために選んだと思われますが、どのような美徳であれ、それを試される厳しい状況に置かれてこそ、本当に身につけることができるのでしょう。さらに、自己憐憫をしないこと、我欲を拡大させないことの大切さも、学ぶことができます。
 リーディングは、この女性をこう評しています。
「精神的、物質的重荷に疲れている人々を助けたいとの願いが、この人の奥深くでかなえられている」

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コメント

 セミナー、お疲れ様です。世の中の大半の人は「霊的な世界」「覚醒」といったものを、自分とは遠い世界の話と考えています。そういった人々に道を指し示すことは大変意義あることと思います。
 今年もご活躍を期待します。
2012-01-14 Sat 19:31 | URL | ワタナベ [ 編集 ]
斉藤啓一です。ワタナベさん、いつも労いのお言葉をいただき、本当にありがたく、心より感謝しております。
セミナーには熱心な受講者の方がきてくださり、とても嬉しい限りです。
ワタナベさんも、どうぞお体に気をつけて、ご活躍ください。
2012-01-14 Sat 23:58 | URL | [ 編集 ]

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