心の治癒と魂の覚醒

        

関節と筋肉を柔らかくする方法

 今回は、覚醒に必要な「肉体改造4つのポイント」のうち、関節(とくに脊椎、肩、股間)や筋肉を柔らかくする方法についてご紹介いたします。
 歳を取ると、関節と筋肉が堅くなりますが、関節と筋肉が堅くなるので歳を取る(老化する)ともいえるのです。したがって、関節と筋肉が堅くならず、柔軟性を保つようにすると、老化の進行を抑えることができます。いつまでも若々しくいられるわけです(覚醒ということは別にしても、これだけでもすばらしい恩恵ではないでしょうか)。
 というのは、関節と筋肉の柔軟性は、単に関節と筋肉だけの問題ではなく、血行を促進し、全身の骨格のバランスを調整し、それによって神経系統とホルモン系統を調整する働きがあるからです。肩の関節を柔らかくすることは、上半身の骨格調整に有効ですし、股関節を柔らかくすることは、下半身の骨格調整に有効です。それは脊椎の調整をすることにもなります。ご存じのように、脊椎は神経の束でもありますから、脊椎が調整されることで、神経系統が調整されてくるのです。
 では、どうすれば、関節と筋肉を柔らかくできるかというと、これは柔軟体操をするしかありません。ヨーガのアーサナがベストです。もともとアーサナの目的は、覚醒するために都合のよい肉体作りを目的にしているからです。
 アーサナの種類はたくさんありますが、すべてを行わなければならないというわけではありません。基本となる数種類をバランスよく選択し、それを自宅で行えばいいと思います。だいたい20分もあれば行えます。アーサナについては、本がたくさん出ていますので、それを読んでみてください。
 アーサナは毎日行うのが理想ですが、時間的に難しければ、一日か二日おきでもいいと思います。あるいは一日に2つくらいのアーサナを順番に毎日行うというのでもいいでしょう、私は、8種類ほどのアーサナを20分くらいかけて一週間に2回行い、2種類のアーサナだけは5分くらいかけて毎日行っています。
 ところで、関節を柔らかくすることの、もうひとつ重要な目的は、長時間瞑想できる体にすることです。
 今後、ご紹介していきますが、瞑想するには、特殊な足の組み方をして座らなければなりません。これを座法と呼びますが、瞑想にもっとも適しているのは、蓮華座と達人座という二つの座法です。しかし、この座法は股関節や足首が柔らかくないとできません。また、基本的に背筋はまっすぐでなければなりませんが、脊椎や関節や筋肉が柔軟でないと、長時間、まっすぐな姿勢でいることができないのです。
 同じ座法の姿勢で、最低でも1時間はじっと座っていられるからだにしなければなりません。そのためにも、関節や筋肉を柔らかくする努力はとても大切になってきます。
 こうした行法を続けていくことは、忙しく働いて心身ともに疲れている私たち現代人にとっては、決して楽ではないと思います。帰宅したら、疲れやストレスを癒すために、ビールでも飲みながら横になり、娯楽番組でも見ながらくつろぎたくなると思います。
 しかし、クンダリニーやシャクティが目覚めたときには、強い自制心や耐久力が要求されますので、そのためにも、こういう地道な毎日の努力を続けることで、自制心と耐久力、忍耐力を鍛えておく必要があるのです。
 覚醒という、いわば人間の最終的なゴールであり、地上人生の卒業という最高の境地をめざしているわけですから、他の人々と同じ生活をして達成できるものではないでしょう。オリンピック選手が人知れず辛い努力を来る日も来る日も続けていくのと同じ姿勢が求められると思います。ただ、オリンピックに出てメダルをもらうには、努力の他に生まれつきの資質や才能、恵まれた練習環境などが必要でしょうが、覚醒は特別に恵まれた資質や才能、また特別に恵まれた環境は必要ないと思います(もちろん、そういう条件がそろっていれば、覚醒も早く成就されるでしょうが)。つまり、オリンピック選手になってメダルを取るよりは、覚醒する方がはるかに簡単だと思うのです。求められるのは、熱意と忍耐、そして常にベストな方法を模索していく向学心、これだけです。
 覚醒するために、こうした肉体的な鍛錬をしない道を歩んでいる人々もいます。たとえば禅などは、日常の作業が肉体的な鍛錬に当たるのかもしれませんが、少なくても上記のようなシステマチックな肉体的な鍛錬はしませんし、キリスト教修道士なども、もっぱら心だけを問題にしているようです。
 しかし、精神と肉体は密接な関係があり、肉体の状態が精神の状態に影響を与えることは確かなのですから、いくら覚醒は心の問題だといっても、肉体的な方面からのアプローチは大切にするべきだと思うのです。
 実際に瞑想をしてみるとわかると思いますが、肉体的な改造を併用しながら瞑想をしますと、意識がクリアになり、雑念に悩まされることも少なくなり、集中力も出てきて、瞑想が非常にやりやすくなります。
 とにかく、覚醒のために有益だと思われることはどんなことも取り入れていき、覚醒に伴う障害を積極的に取り除いていき、覚醒に要する時間をできるだけ短縮していく姿勢が大切だと思うのです。
 人生は、いつ閉じられてしまうかわかりません。つまり、修行できる時間がどれだけ残されているのかわからないのです。それゆえ、無駄を排し、可能な限り合理性と効率を追求し、最短距離で覚醒の道を歩んでいきたいと思うわけです。
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