心の治癒と魂の覚醒

        

『地球卒業者「18人」の過去生』の研究 ⑬


13.万人の母(41歳女性/主婦)
 この女性は、1965年に75歳で亡くなるまでARE(米国バージニア州エドガー・ケイシー財団)で働いていました。愛情深く、穏やかで、誰からも愛されたと言います。
 この女性について、リーディングでは占星術との関係において性格が詳しく語られています。少し長くなりますが、ご紹介してみましょう。
「金星について見ると、この人の愛情深い態度を形成している影響力があり、万人にとっての母のような影響を周囲の人たちに与え、人間関係の中での責任をもっと考えるようにさせる性格が来ている。木星では視野を拡大させ、自分と人の体験する様々なことを研究し洞察することを強める影響力が見られる。天王星からはこの特別な人の中に月並みでない経験を作り出す影響力が来ている。それというのも、その力は様々な経験の中でのバランス作用となって働いているのだ。他の人なら判断力を失い気を動転させるような場合にも、その人はこの惑星での滞在で得た経験を通して、沈着冷静な態度を保っていられるのだ。水星からは、他の人たちを悩ませていることにその人がはまり込んだことははとんどないことは明らかであるのに、どんな場合でも、軽くカウンセリングしてのけるその能力によって、事の解決をうまく計れる才能が来ている。今生では、いうなれば、穏やかな雰囲気の中で誰をももの差しで測れる才能が生まれているのだ。そこで、この人は看護婦、カウンセラー、また他から理解されにくいグループの監督になるのもいいだろう。こうしたことから今生に形成されているものには次のようなことがある。人生の様々な状況に、明るく、楽しく、愛想よく対応できる人である。そして、この人は今後地球に生まれることが要らなくなるほどのものを今生に形成してきている、稀に見る人であると言える。というのも、地上での各生涯を通じて多くのことが形作られ、星間滞在での経験がさらにそれを強めて、この人から影響を受けたことのある誰もが、その出会いをいつの日か幸せに思う時が来るほどの存在にしているのだ」

 この女性の過去生は、ペルーから始まります。当時、彼女は巫女をしていましたが、母国の滅亡に伴って救済を求めてきた人々に苦しみを与えたため、魂の進歩が遅れたとリーディングは述べています。
 次にエジプトにおいて、神官ラータの妹に生まれました。神殿において祭祀の仕事をしていたようですが、神殿に集まってくる人々に物心両面にわたって神の教えを伝え、魂の進歩を果たしました。しかし後半生となり、神官ラータの地位に別の者をすり替えようとの試みが為されたとき、王をはじめとする権力者側に敵対したため、魂は退歩したとのことです。
 次に、イスラエル人として「約束の地」に生まれました。エジプトでの束縛の苦しみと、そこから脱出する旅の苦しみにも負けず、気高い生き方をしたようです。その結果、リーディングが言うには「人に助言を与え、説得する才能があり、人の軽蔑にも明るく対応する姿勢」を養ったようです。
 次に生まれたのはノルウェーで、エリク大帝の母だったと言います。そして、これまでの過去生での経験からよく学んでおり、それゆえに、たくさんの人々を導くことになろうと言われています。
 そして、最後にリーディングは次のように告げています。
「その人の今生での能力と、どうそれを手にしたらいいかについて述べるとこうなる。今生その人は地上経験に戻ってくることが要らなくなり、むしろ自分のこれまでの獲得してきたことを活かし表現できるような、もっと高度な世界に旅立つようなことになるかもしれない。また、その方法について述べれば、主を通してあらゆる力があなたに入ってこれるよう、光となり、生命となり給うた主の中に現されたあの栄光の中で、常にあなたの心とハートとが歌い、日々の務めに対応するようにせよ。主は道であり真理であり光である。その人は光としての主の中で真理が手に入れられることを知ったからである」

 さて、今回のケースでも、いろいろなポイントを学ぶことができますが、基本的には、これまで見てきたことに沿ったものと言えそうです。「万人の母のようだ」とリーディングが述べているように、非常に慈愛深い性格であることが伺われ、これがこの女性の大きな特長であると思われます。そのために、看護師のように人をケアする仕事にも、カウンセラーのように人を癒し導くような仕事にも向いていると指摘されています。さらに、多少のことが起こっても動じない、いわば「肝っ玉母さん」のような一面も感じられます。
 こうした特徴が、ラストタイマーになるために必要な資質であると思われるのです。
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地球卒業者の研究 | コメント:5 | トラックバック:0 |
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コメント

斎藤先生こんばんは。
1月にあったセミナーに行けなくて本当に残念でした。 今「真実への道」を読み返しています。先生の本はブログと同じく いつもわかりやすく、やる気にさせてくれます。地球卒業者になるのは簡単ではないですね。でも少しでも近づきたいです。
2012-03-05 Mon 23:31 | URL | いばら8 [ 編集 ]
斉藤啓一です。いばら8さん、コメントありがとうございました。
セミナーは、また6月にやります。よろしければご参加ください。
地球卒業者になるのは難しいですが、少しずつですよ。少しずつがんばっていれば、がんばっていない人より、いつのまにかはるかに差が出てきます。
忍耐強く、お互いにがんばっていきましょう。
2012-03-06 Tue 10:10 | URL | [ 編集 ]
 おひさしぶりです。斉藤先生。質問があります。

>神官ラータの地位に別の者をすり替えようとの試みが為されたとき、王をはじめとする権力者側に敵対したため、魂は退歩した

 敵対することは無条件に魂の退歩ですか?暴漢を取り押さえる柔術家はどうですか?このエピソードの場合、どちらが「我」を張っているか、いまいちわかりません。我に我で返す行いが魂の退歩なら、この世は悪を見過ごす人を育てるための場所ということでしょうか?  

 青臭い質問です。自分でも薄々解答は見えているのですが、ぜひお聞きしたいことなので、失礼ながら、お願いします。
2012-03-07 Wed 08:03 | URL | ワタナベ [ 編集 ]
斉藤啓一です。ワタナベさん、コメントありがとうございました。
まず、ケイシーのリーディングの言葉そのものが独特の回りくどさみたいなものがあり、理解しにくいのです。ですから、今回の場合も、具体的な状況についてははっきりわからないので何とも言えないのですが、「我に我で返す行いが魂の退歩」になるかどうかという点で、私の個人的な考えを述べさせていただきますと、やはり動機ではないかと思います。個人的な利益や欲望をかなえるために誰かと敵対するとしたら、おそらくそれは退歩ではないでしょうか。しかし、非利己的であり、自分だけでなくお互いの立場を考慮した上で、それでもなお敵対せざるを得ない状況であるとしたならば、退歩にはならないと思います。
あくまでも私の考えですが、参考にしていただければ幸いです。
2012-03-07 Wed 09:01 | URL | [ 編集 ]
 なるほど、参考になります。やはり「我がため」のみの行いは淘汰されていくようですね。ありがとうございました。
2012-03-07 Wed 20:25 | URL | ワタナベ [ 編集 ]

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