心の治癒と魂の覚醒

        

神経を調和させ耐久力をつける方法

 今回は、覚醒に必要な「肉体改造4つのポイント」のうち、神経系統を調和的にし耐久力をつける方法について、ご紹介いたします。
 神経系統を調和的にして耐久力をつけるとは、具体的には自律神経を調整して強靱にするということです。ご存じのように、自律神経は、交感神経と副交感神経から構成されています。前者は興奮させる神経であり、後者はリラックスさせる神経です。この両者が調和的に働いているために、私たちは健康で生きられるわけです。
 ところが、この二つの神経がバラバラに働いて調和を乱すと、たちまち健康が損なわれてしまいます。自律神経失調症という病気がその典型で、動悸、頭痛、吐き気、めまい、ほてり、発汗、疲労、消化器の不調、気分変調といった、さまざまな症状に襲われます。それが慢性的になると、免疫力が落ちて深刻な病気を招いてしまいかねません。
 すでに述べたように、覚醒とは、脳神経系に強い生命エネルギーを送り込み、そのエネルギーによって神経細胞を変容させ、高次の認識力を開発することによって達成されます。しかし、通常の私たちの脳細胞は、この強い生命エネルギーの流入に耐えられません。たとえるなら、3ワットの電球に100ワットの電流を流すようなもので、たちまち神経が焼き切れてしまいます。
 そのため、強い生命エネルギーの流入に耐えられるように、神経を健全に、そして強くしていかなければならないわけです。
 では、どのようにすれば、いいのでしょうか?
 そのためには、緊張と弛緩(リラックス)の幅を広げる生活や生き方をするのです。
 つまり、非常に強い緊張状態を意図的に経験し、非常に強い弛緩状態を意図的に経験するのです(強い弛緩という言葉には違和感がありますが、要するに深くリラックスすることです)。そして、これらをなるべく交互に行うようにするのです。
 たとえば、運動などをして汗をかいたら、次に水を浴びてからだを冷やし、その後で横になって休むのです。これは運動による熱い刺激(交感神経を刺激)を与えた後で、水を浴びて冷たい刺激と休息(ともに副交感神経を刺激)を与えているわけです。
 冷たい刺激は普通は交感神経を刺激するのですが、運動によって熱が上がった状態の次では副交感神経が刺激されるようです。また、じっとしたまま緊張した後の運動は、逆にリラックスさせて副交感神経を刺激します。このように、どの神経が刺激されるのかはケースバイケースで異なってきます。いずれにしろ、逆の刺激を交互に与えるのがポイントです。それも、その差が大きいほど神経が鍛えられてきます。しかし最初から無理はしないで、少しずつ幅を広くしていきます。たとえば、最初は適度な運動をして、その後で水ではなくぬるま湯を浴びます。だんだんと運動量を増やしていき、冷たい水を浴びるようにしてください。
 こうした鍛錬を続けていくと、多少の寒さあるいは暑さにも耐えられるようになってきます。緊張してもすぐにリラックスできますし、リラックスしていても必要ならすぐに緊張(気を引き締める)ことができるようになってきます。
 同じように、人生の生き方という点でも、なるべく緊張と弛緩の差が大きい生き方をすることで、神経が鍛えられるのです。それはダイナミックな生き方であり、冒険的な生き方といってもいいかもしれません。たとえば、仕事であれば、責任の重い仕事、危険な仕事、集中力を要する仕事を積極的にしていくのです。しかし、それだけでは神経のバランスを崩しますから、その後で必ず深くリラックスできるようなことをしなければなりません。いずれにしろ、前向きな姿勢で取り組むことが大切です(いやいやながらやると神経にダメージを与えてしまいます)。
 こうした生き方については、「肉体の改造」の趣旨からはずれますので、また別の機会にご紹介してみたいと思います。

スポンサーサイト

肉体の改造 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<ホルモンの分泌機能を高くする方法 | ホーム | 関節と筋肉を柔らかくする方法>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |