心の治癒と魂の覚醒

        

ホルモンの分泌機能を高くする方法

 今回は、覚醒に必要な「肉体改造4つのポイント」のうち、最後となるホルモンの分泌機能を高くする方法についてご紹介いたします。
 ホルモンは非常に微量ながら血液を通して運ばれることで、からだに大きな変化をもたらす物質です。そのため、ホルモンが分泌異常を起こすと、たちまち体調を崩し健康が損なわれてしまいます。
 どのホルモンも大切なのですが、覚醒に関して特に重要となるホルモンは、甲状腺ホルモンと性腺ホルモンです。
 甲状腺ホルモンは、全身の細胞の呼吸量とエネルギー産生量を増大させる働きを持っています。つまり、細胞の基礎代謝量が促進されるのです。そのため、これが過剰になると、エネルギーが大量に燃やされるため、頻脈、動悸、高血圧、高血糖、多食、発汗、イライラ、震え、暑さに耐えられないといった症状を示し、不足すると、無力感、だるさ、皮膚の乾燥、発汗減少、便秘、体重増加などが起こるといわれています。
 したがって、理想は、甲状腺ホルモンの分泌がやや多い状態にして、バイタリティを発揮できるようにすることです。

 次に重要なのが性ホルモンです。男性に関していえば、男性ホルモン(テストステロン)の分泌が多くなることで、やる気と積極性が出てきます。アメリカでは鬱病の治療薬として用いられています。ネット(ウィキペディア)で調べますと、闘争本能や孤独願望(1人でいたい、干渉されたくない欲求)を高める作用をもたらすとか、太りにくくなるという説もあるようです。そして、筋力トレーニングや不安定な興奮(例えば闘争や浮気など)によってテストステロンの分泌が促されるらしく、ある実験によれば、学生らに15分間銃を扱わせたところ唾液から普段の100倍近いテストステロン値を記録したといいます。この事から、危険物、あるいは危険な行為によってテストステロンの分泌が促されると考えられています。
 女性の場合は女性ホルモンということになりますが、こちらは男性ホルモンのような攻撃的な作用はありませんが、心身を安定した状態に保つために重要な役割を担っています。
 こうした性ホルモンも、やや多く分泌されるというのが理想の状態です。
 このように、ホルモンの分泌機能を高めますと、からだ全体がエネルギーに満たされてくるのです。そして、この高いエネルギーをうまく統御して神経エネルギーに変換することによって、高次の感覚能力を開発させていくわけです。また、当然ですが、無気力であれば修行などもできませんから、修行をたくましく実践していくためにも、ホルモンの機能を高めることはとても大切になってくるのです。ホルモンの機能が高まれば、いつまでも若々しく元気でいられるわけです。

 では、どのようにすれば、ホルモン分泌機能は高められるのでしょうか?
 まずひとつは、適度な運動と十分かつ規則正しい睡眠です。運動はホルモン機能を調整し分泌させるのに貢献します。そしてホルモンは、睡眠中に多く分泌されるのです。ここで大切なことは、早寝早起きをするということです。太陽のリズムに合わせた生活をすることです。早く眠り、明るくなったら起きるという生活によってホルモン機能が健全になってきます。夜更かしや睡眠不足はホルモンの分泌機能を乱す大きな要因になりますので、なるべく避けた方がいいでしょう。
 次に、何事も前向きに考えて行動する姿勢が大切です。ホルモンの分泌が盛んな若者のように振る舞うのです。精神的な若さということです。精神的な要素も、ホルモンを分泌させるうえで、思いがけないほど大きな役割を担っています。
 また、ヨーガのなかに「肩で立つ体位」というアーサナがあるのですが、これは全身のホルモン機能を高めるうえで、非常に効果的とされています。『ヨーガ~ヨーガ行法の段階的修練法』(馬場一雄著 平河出版社1978年)という本には、この体位の効果について、次のように書かれています。

→「肩で立つ体位」は、身体の各部に関連をもち、全組織を刺激します。またそれらを弛緩させますので、全身にわたって素晴しい効果をもたらします。この体位は、全ての体位の中で、最も大きな恩恵をもたらす体位の一つであり、全ての病気の万能薬であるといわれています。
A頭部、脊椎、腰部の血液の循環をよくします。
Bアゴが甲状腺を刺激して、血液の循環を促し、甲状腺機能の不全による老化をなくします。
C全ての神経組織を強め、かつ調和させる結果、ストレスと不眠がなくなります。
D全てのホルモンの分泌をよくします。
E胸と頭部の血液循環をよくするために、心悸亢進、息切れ、気管支炎、ノドの疾患、喘息などが軽くなり、治ります。
Fカラダが逆になるので、腹部の全ての臓器が、互いの圧迫から解放されます。そのために消化がよくなり、毒素が除かれ便秘が治り、新しいエネルギーと精神的活力をもたらします。
G尿と月経の障害、及び糖尿病がなくなります。
H静脈瘤が治り、脚のだるさが消えます。
Ⅰ貧血症状の人、無気力の人が活気づいてきます。
J性的機能を高め、性的エネルギーが増強されます。
K背中、脚、首、腹の筋肉が強められます。
Lその他、てんかん、子宮の転位、腸のカイヨウ、結腸炎、鼻の病気、痔、短気等が治ります。

 私も、このアーサナを一日に1~3回、毎日行っていますが、確かに心身にエネルギーが湧いてくるのを感じます。ぜひ、皆さんも実行されてみてはいかがでしょうか。

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