心の治癒と魂の覚醒

        

自己限定という枠をはずす


 覚醒とは、要するに人間本来の姿に立ち返ることであり、それは神を源流とする魂を目覚めさせるということになります。私たちは、エネルギー的には、万能である神を源流にしているのです。ですから、誰もが本来は神と同じように偉大な創造の力を秘めているはずなのです。ただ、地上という物質世界は、さまざまな制約があるために、それが十分に発揮されにくいのです。神の持つ偉大な力をこの地上で完全に発揮できる人は、おそらくいないのでしょう。
 しかしそれでも、今の私たちのレベルから比べれば、まだまだ相当の力を発揮できる余地があるのです。それはいわゆる「潜在能力」という言葉で説かれているものですが、覚醒するにつれて、潜在能力が大幅に発揮されてくるはずです。というより、潜在能力は神に由来するものですから、人格的な美徳といったことも「潜在能力」に含めるなら、覚醒とは潜在能力を活性化することだと言っても間違いではないでしょう。私たちは、地上世界で発揮できる偉大な潜在能力の、せいぜい1割程度しか発揮していないのではないかと思います。
 「斉藤啓一の作品店」で入手できる『覚醒修行のための招待』(※)を読んでくださった方はご存知と思いますが、そこで説明していますように、地上とは、霊的に成長するためのトレーニングジムなのです。ですから、さまざまな困難や苦しみがあって当然なのです。それらのなかには、ただ耐え抜くというだけでも意義がある場合もありますが、もともと「トレーニング」なのですから、基本的には克服し乗り越えていけるものなのです。病気、仕事の挫折や失敗、経済的困窮、家族の悩み、人間関係のトラブルなど、トレーニングのためにさまざまな「負荷」が訪れますが、必ず克服できるものであり、たとえ完全には無理な場合でも、ほとんど問題にならない程度にまで改善することは十分に可能なのです。
 にもかかわらず、現実には、いつまでも同じ困難や悩みをずっと抱え続けており、その状態から抜け出せないでいることも、少なくありません。
 いったい、それはなぜなのでしょうか?
 私たちが成長するためには、植物が生長するように時間が必要ですから、ある程度の期間は、困難や悩みに苦しむということは避けられないでしょうし、それはそれで必要なことであり、よいことなのです。
 しかし、必要以上にいつまでも同じ困難や苦悩を引きずったままであるならば、それは自分が成長しているか、つまり、自己の内なる神性を活性化させる生き方をしているかどうか、反省してみる必要があるのではないかと思います。
 いつまでも同じ困難や苦悩の状態にある人の多くに共通していることは、「自己限定している」ということです。「自分にはこの困難や悩みを解決していくことはできない、そんな力などない」と、自分で自分を決めつけており、わざわざ自分の可能性にふたをしてしまっているのです。これでは、いくら頑張っても、困難や苦悩は解決されません。ブレーキをかけながら自転車をこいでいるようなものです。
 ですから、常に注意をしていなければならないことは、意識的にも無意識的にも、自己限定していないかどうか、自分にブレーキをかけていないかどうかをチェックすることです。これは、「自信を失っていないか」とチェックしてみることと同じであると言えるでしょう。自信がなければ、つまり、「自分にはできない」と思う限り、なにごともうまくできません。なぜなら、本当はできるかもしれないのに、「自分にはできない」と思うことは、「できるという選択をしない」ことと同じだからです。私たちはたったの1割くらいしか能力を発揮していないのです。もし残りの9割を発揮したら、いえ、9割とまでいかなくても、3割、4割くらいでも発揮できたら、たいていの困難や悩みなどは解決できてしまうのではないでしょうか。そのためには、自信を持つことが最初の第一歩となります。
 本当の自信とは、魂からやってくる確信に基づいているものだと思います。人と競争して「自分の方がすぐれている」などというのは、本当の自信ではありません(こういう自信は高慢や自惚れを生み出します)。
 自分の本質は偉大な叡智と力を持った神を源流としており、自分にその力が宿っていることを深く自覚すること、そして決意さえすれば、そうした偉大な力を発揮することができ、いかなる困難や悩みも解決できるのだと確信すること、これが本当の自信です。このような自信からは、高慢さや自惚れが生まれることはありません。謙虚でありながら、自信に満たされることになるのです。
 このように、本当の自信を抱いて潜在能力を活性化することで困難や悩みを克服していくことが、そのまま覚醒の修行となるのです。なぜなら、潜在能力の活性化とは、神性の活性化を意味するからです。

※『覚醒修行への招待』(無料)ご希望の方は、「斉藤啓一の作品店」まで。
 → 「斉藤啓一の作品店」へ行く
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