心の治癒と魂の覚醒

        

 ガンを覚悟して生きる


 ある調査によれば、次のような性格の人がガンになりやすいとのことです。

1 怒りを表出しない。過去においても現在においても、怒りの感情に気づかないことが多い。
2 ほかのネガティブな感情、すなわち不安、恐れ、悲しみも経験したり表出したりしない。
3 仕事や人づきあい、家族関係において、忍耐強く、控えめで、協力的で譲歩を厭わない。権威に対し従順である。
4 他人の要求を満たそうと気をつかいすぎ、自分の要求は十分に満たそうとしない。極端に自己犠牲的になることが多い。

 これを見ますと、典型的な「よい人」ということになります。まさに宗教者の生き方を思わせるものです。人間として立派な生き方ではないかとさえ思います。
 しかし、この調査が言わんとしていることは、怒りやその他の感情を溜め込んでストレスを抱えているとガンになりやすい、ということなのです。
 ならば、いったいどうすればいいのか? と、このような調査結果を見るたびに、私は思ってしまうのです。怒りを我慢したりせず、すぐに当り散らせばいいのか? 仕事や人づきあいにおいて我慢せず、協力的にもならず、自分勝手に振舞えばいいのか? あるいはまた、人の要求を満たそうと気を使わない方がいいというのか?
 でも、そういう人はときどきいます。ワンマン社長だとか、上司などに、こういうタイプの人がいたりするわけです。こういう人は、そのような振る舞いをしてもゆるされるポジションにいるからできるわけです。優位な立場や権威をかさにきて、部下や目下に対して好き放題振舞って虐げているのです。普通の平社員がこんな振る舞いをしたら、すぐにクビになってしまうでしょう。
 こういう人は、自分はガンにはならないかもしれません。しかし、周囲の人にストレスを与えて、周囲の人をガンにさせてしまう人だといえそうです。そんな人間はクズではないでしょうか。
 もちろん、害のない形で怒りや、その他ネガティブな感情をうまく発散できれば、それはベストです。そのために、このブログでもいろいろと考えたりしているわけですが、なかなか容易なことではありません。結局、怒りを爆発させてトラブルを招くか、それとも、怒りを抑圧させてガンその他の病気になるか、そのいずれかの選択しかできないような状況が多いのではないでしょうか。
 人を不愉快な思いにさせるほど自分勝手に生きている人がガンにならず、じっと我慢して人間として立派に振舞っている人がガンになって苦しむというのは、なんともこの地上世界の不条理を感じます。
 けれども、(自分勝手に振舞って不愉快にさせて)人をガンにさせるよりは、自分がガンになった方がいいと、私は思うようにすることにしました。その方が自分の生き方に対して後悔しないからです。いくらガンにならなくても、人を苦しめてきた人生を送ってきたとしたら、それはガンになるよりずっとひどい(精神的な)苦痛をもたらすことになるでしょう。また、人間としても恥です。カルマの問題もあります。ガンにはならなくても、人を苦しめれば、いつかは何らかの形でその報いを受けなければならないでしょう。
 そんな苦痛や恥を味わうよりは、潔くガンになって死んだ方がましであると、そのように覚悟を決めることにしました。実際、上記のガンになる条件は、私自身、だいたい当てはまるように思いますし、遺伝的にも、祖父と父がガンで死んでいます。食事や運動などには注意しているので、その点ではリスク要因は減るかもしれませんが、その他の面を考えると、典型的なガンになるタイプで、そう遠くない将来、ガンになることは間違いないと思っているのです。
 けれども、ある医師の書いた本によれば、人はガンで死ぬのが一番よいそうです。ガンは恐ろしい病気だと思われていますが、抗がん治療などのような不自然なことはせず、痛みを取ることだけをしていれば、ガンというのは眠るように死んでいけます。人はどのみち何かで死んでいく運命なのです。老衰で眠るように死んでいくなどという人は稀です。たいていは事故か病気で死んでいくわけです。実際、3人に1人がガンで死んでいっているわけです。
 以前、がん患者のためのホスピスでカウンセラーとして働いていたとき、まだ30代、40代で死んでいく人たちをたくさん見てきました。そういう人たちに比べたら、50歳を過ぎてこうして生きていられるだけでも、恵まれているのではないかと思ったりもします。

 結局、何が言いたいかといいますと、なるべくネガティブな感情は溜め込まないように工夫していく努力は続けながらも、上記にあげたガンになりやすい性格を否定せず、その生き方が正しいと思ったならば、たとえガンになる可能性が高いとしても、あえてそれを潔く受け入れ、自分が納得する生き方を貫く覚悟をしよう、ということなのです。そのように私は生きようと思っていることを書いたわけです。賛同されるかどうかは、もちろん、皆さんしだいなのですが。

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2014-07-13 Sun 01:18 | | [ 編集 ]

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