心の治癒と魂の覚醒

        

<推薦図書(覚醒編)> 『[実践]インテグラル・ライフ』

 このブログでは、心の治癒や魂の覚醒に役立つような本を紹介していきたいと思っていたところ、たまたま次の著書が、翻訳をされた鈴木規夫さんから贈呈していただきました。だからというわけではありませんが、これはすばらしい本です。発売されたばかりの新刊です。

          [実践]インテグラル・ライフ
              ~自己成長の設計図~
   ケン・ウィルバー/テリー・パッテン/アダム・レナード/マーコ・モレリ 著
                      鈴木規夫 訳
                    春秋社      507ページ    4200円+税

 ケン・ウィルバーといえば、古今東西における覚醒に関する理論と方法の統合を提案しているトランスパーソナル心理学のカリスマ的な研究家です。これまで数冊の翻訳書が出版されてきましたが、膨大な資料を網羅しつつ、どこまでも深く理論的整合性を求める姿勢が反映されているだけに、かなり専門的で、やや難解な本がほとんどでした。しかし、覚醒の理論と方法の統合という、まだ誰も手を付けたことのない前人未踏の領域での彼の実績は、まさに画期的であり、この世界を歩むすべての人に貴重な示唆を与えるものです。
 そんな彼が監修をして、仲間と一緒に著したのがこの本です。しかし、ここで展開されているのは、ズバリ覚醒のための実践方法です。内容も具体的であり、これまでのような難解さはありません(といっても、テーマが覚醒ですから、スラスラ読めるというわけでもありません。ボリュームも500ページを超えていますので、じっくりと腰をすえて読む本です)。

 ざっと内容を見たところ、まさに、このブログで展開していることと、同じ路線を歩んでいるではありませんか! このタイミングには不思議な流れを感じました。
 内容も、ボディ、マインド、スピリット、そしてウィルバーがシャドーと呼ぶ要素のすべてにわたり、普通の社会生活を送りながら覚醒をめざしている私たちのために、とても細かく丁寧に解説が施されています。
 これまで、個々のテクニックを解説した本はたくさんありました。しかし、テクニックのみならず、日常の生活法から倫理的な側面、考え方、その他に到るまで、ここまで広範囲な要素をカバーした本は、私の知る限りありませんでした。
 しかも、ただ個々の要素を解説しただけでなく、すべての要素が相互に関係づけられ、いわばひとつの体系になっているのです。このように、個々の要素を統合することで、覚醒の修行は効率的に、そして安全に進めていけるようになるのです。

 また、伝統的な覚醒修行のなかから、無駄なものや余計なものを排除し、そのエッセンスだけを精製して紹介していますので、私たちは妙な教条主義や、修行そのものへのとらわれといった横道にそれることなく、ダイレクトに覚醒の修行に励むためのヒントが与えられるはずです。
 この本の意義を一言でいいますと、「旅行ガイド」です。覚醒という、しばしば魑魅魍魎とした世界を旅する人にとっては、必要不可欠のガイドブックといっていいでしょう。この世界では、さまざまな教えがあり、さまざまな修行法がありますが、それらが全体から見てどのような位置づけで、どのような意味を持っているかということを把握することができます。つまり、迷子にならずにすむわけです。

 覚醒の修行に「パック・ツアー」はありません。人の数だけ修行の数があるのです。自分の修行は、自分でデザインしていかなければなりません。私たちは、自分にもっともあった修行法を自分で見つけ、歩んでいかなければならないのです。そうしてこそ、覚醒は現実のものとなってくるのです。旅行計画は自分で考えなければなりません。その計画を立てるための、最高の手引き書がこの本です。


<帯(表)に書かれている文章>
→統合的プログラムの実践により、心身の健康、豊かな人格(円満な人間関係)、明晰な頭脳、霊的覚醒を手に入れ、全人格的な自己成長を果たす実践的なガイドブック。

<帯(裏)に書かれている文章>
→インテグラル・ライフ・プラクティス=ILPとは、
 ケン・ウィルバーが自らの研究と実践に基づいて確立したインテグラル理論を、日常生活に応用する具体的な実践法を紹介したものです。真に自分らしい生き方を実現するために、まず自身の今の状態や人生の目的を明確にし、多用なリソースを統合して独自の実践法を組み立てましょう。その継続的な実践によって、あなたは生まれ変わった自分を手に入れることができるでしょう。

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