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心の治癒と魂の覚醒

        

魂は実在するのか?(1)

 霊能者や臨死体験者は、肉体から魂が抜け出すという、いわゆる「幽体離脱」の体験を報告しています。たとえば手術中に魂が抜け出して天井あたりに浮遊し、自分のからだを上から目撃するといった体験です。
 しかし、本当に魂なるものが肉体から浮遊して、その視点からこの世界を見るということができるのでしょうか?
 一説によると、人は死んだ瞬間、体重が数グラムほど減るとされています。それが魂の重さだというのです。
 もし仮にこの説が正しいとすれば、魂は質量を持った物質ということになります。しかし目には見えないので、その物質は透明ということになります。つまり、魂とは「透明人間」ということになります。
 その透明人間が、水素ガスのように軽いために天井あたりに舞い上がって、肉体を見ていることになります。
 しかし、透明人間はものを見ることができません。
 私たちがものを見ることができるのは、カメラに似た構造をもった眼球があるからです。すなわち、眼球という暗室のなかに光を感知する網膜があり、そこに像が映し出されるから、ものを見ることができるのです。しかし、透明人間であれば、すべて光を通してしまいますから、網膜に像は映りません。ですから、透明人間は盲目なのです。
 あるいは、眼球のような構造ではなく、まったく想像もつかないメカニズムで外界を見ることができるのかもしれませんが、その可能性は極めて低いです。なぜなら、特定の角度から特定のものを見るというのは、その特定の角度に入ってきた光子だけをとらえて感知しなければ不可能で、その光子だけをとらえることは、四方八方から光子が通過してしまう透明人間である限り、原理的に不可能だからです。

 ところで、幽体離脱した人は、魂のからだで、壁などもすり抜けることができるとされています。しかし、もし魂に数グラムの質量があるとすると、原理的に壁を通り抜けるのは不可能です。空気のような希薄なものであれば、壁の材質しだいでは通過できるかもしれませんが、その場合でもスイスイというわけにはいきません。しかも数グラムも質量があるとなると、空気よりずっと重いことになりますから、壁を通り抜けることは原理的に不可能です。

 さらに、魂のからだで、遠い場所に一瞬で移動することができるらしいのですが、それが文字通り「一瞬」であるとしたら、光よりも速いと考えられますが、質量を持っている限り、光の速さより早く移動することはできません。仮に光よりほんのわずかだけ遅いと仮定したとしても、数グラムの物体をそのくらいの速さで移動させるには、天文学的な巨大なエネルギーが必要となります。魂に、それほど巨大なエネルギーを生み出す器官があるのでしょうか? あるとしたら、その供給源、そのメカニズムは何なのでしょうか?
 そういうものがあるのだったら、とても重要なものであり、チャネリングなどで言及されているはずですが、私はそのような記述は見たことがありません。
 また、そのくらいのエネルギーで空間を移動したら、たとえ数グラムの質量といえども、あきらかに周囲の空間に影響を及ぼすはずです。たとえばポルターガイストのような原因不明の現象がひっきりなしに起きているはずです。しかし、そのような現象は、仮に起きているとしても、稀にしか起きていません。

 以上のように考えると、魂というものが仮に存在するとしても、質量があるとは思えないのです。
 おそらく、魂には質量はないはずです。
 質量がないということは、物質ではないということです。物質ではないとすると、エネルギーということになります。
 しかし、魂がエネルギーであると仮定しても、魂が存在するとは思えない結論に達するのです。
 次回はその点について説明してみたいと思います。
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霊界と生まれ変わりの真実 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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コメント

死後の世界や生まれ変わりや前世は現在は医師からも真面目に研究されてますよ。

量子脳理論が興味深いです。
https://www.youtube.com/watch?v=9mozF-cfjQo


日本では稲垣勝巳さんのラタラジューの事例の退行催眠で『応答型真性異言』という学んだことのないネパール語をしかも会話できたという懐疑派の虚偽記憶説でも説明できない実験の成果があります。

https://www.youtube.com/watch?v=E-VsBfgJH5A&index=2&list=PLiSAMaS04nxZWE3xyb7Rv4xEXH7Aeo7Ch
2017-09-17 Sun 10:08 | URL | 通りすがり [ 編集 ]
斉藤啓一です。通りすがりさん、コメントありがとうございました。死後の世界や生まれ変わりがさまざまな人によって研究されているのはよいことです。どんどん研究して、真実がわかる日がくればよいと思います。
記憶にない言語を話すという点については、虚偽記憶説ばかりでは説明できないのは確かです。私は別の可能性を考えています。詳しいことは順次、ブログで紹介していきたいと思います。
2017-09-17 Sun 10:18 | URL | [ 編集 ]

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