心の治癒と魂の覚醒

        

イメージを活用する

 人間の脳は、論理を司る左脳と、直感を司る右脳に分かれていることはよく知られていますが、私たちの無意識的な思いや行動は、直感(イメージ)に左右されます。
 さて、私たちは、気持ちを表現するのに、イメージをよく用いています。イメージというのは、たいていの場合、色や形であり、しばしば音がそれに加わります。そのため、「バラ色の人生」だとか「未来は明るい」とか「四角四面の性格だ」といったように、色や形を使って表現するわけです。これは、感情や無意識といったものが、イメージによって影響を受けていることを示す端的な例だと思います。
 逆にいえば、イメージを変えることによって、感情や無意識を変えることが、少なくてもある程度はできることになります。これを応用した心理療法が、イメージ療法だとかNLPといったものです。
 しかしながら、イメージは真実そのものではない、ということも確かです。
 むかし「猿の惑星」という映画がありましたが、そこには猿の姿をした「神」が登場しました。神は猿のようなものだと思っていると(そういうイメージを持っていると)、霊的な存在は猿の姿をして登場してくるのでしょう。観音様はいろいろな姿をとって人々を救うといいわれています。しかし真実は、自分の抱くイメージというフィルターを通して歪められた形でしか認識できない、ということなのだと思います。
 そのため、イメージを真実そのものと思いこんでしまうと、さまざまな問題が生じてくるわけです。同じ神を違う呼び名で呼んで互いの神を否定して戦争などが起こったりするわけです。
 しかしながら、そのことをよく理解したうえで、イメージをうまく利用すると、覚醒の修行も進んでくることは間違いありません。たとえるなら、それは建築の足場のようなものです。家が建ったら足場は必要なくなります。というより、邪魔になりますので、撤去しなければなりませんが、家を建てるには、足場は必要でしょう。
 覚醒の修行も、イメージは最終的には捨てなければならないと思うのですが、その段階に到るまでは、おおいに利用するべきだと思うのです。
 そこでまず最初に、皆さんにお勧めしたいのは、どんなことも明るいイメージを持つということです。光や明るさというイメージが、もっとも強力な力をもたらすからです。
 人間の脳は、明るいこと、つまり光が強いことは善いことであり、幸せなことだという結びつきがあります。「暗い人生」などといったりしますが、人生そのものは明るいとか暗いというものではないのに、明るいとか暗いといったように、光の強さというイメージで認識するのです。
 私の推測が正しければ、光り輝くイメージを浮かべるという行為は、単なる想像ではなく、実際にある種のエネルギーがそこに作用しているのです。
 したがって、まずは未来に明るいイメージを抱くようにしましょう。それは、未来にエネルギーを与えることになり、実際に未来を明るいものに変える力を持っているのです。また、毎朝鏡に自分の姿を映しだしたら、自分が光り輝いている様子をイメージしてください。そうすれば、自分にエネルギーを与えることになり、健康で幸せになれるはずです。何かものを作るような仕事をしている人は、自分の作ったものが光り輝いているイメージをしてください。料理であれ、服や工業製品であれ、書類であれ、それはエネルギーを帯びて、なにかいい結果を、それを受け取った人や作り主にもたらしてくれるでしょう。教育者や医者や介護その他、人と接する仕事であれば、相手が光り輝いているイメージを浮かべます。すると、相手はエネルギーを与えられ、何らかのいい改善が見られるはずです。
 実は、この光り輝くイメージの力を利用したものが、チャクラを活性化させる行法なのですが、これについてはまた後で触れてみたいと思います。
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